ファスティングトレーナー断食メガネ田中のTUKURU BLOG
2016年03月05日 ファスティング

ファスティング(断食)中のアルコールはダメなの?飲みたければ飲んでOK

毎日の晩酌が手放せずファスティング(断食)に踏み切れない方はいらっしゃると思います。

『ファスティング中はお酒はダメですか?』
と聞かれる事があります。

ファスティング中のお酒はダメといいますが、本当にお酒はダメでしょうか?

いえいえ、ジャンジャン飲んで構いませんよ。
ジャンジャンは言い過ぎですが、1杯程度飲む分には大丈夫ですよ。

ただし目的が神に近づく事ならね。

 

キリスト教から見るファスティング(断食)の歴史

イエス・キリストは荒野で40日間のファスティングを行ったとの記述があるようにキリスト教では諸教派(宗派)によって断食の習慣があり、復活祭(イースター)の前の四旬節のファスティングを習慣にしています。

断食とは、食べる事を断つ事であり、飲み物は断ちません。

私のファスティングは発酵ドリンクを使って行いますが、キリスト教の断食法では諸教派(宗派)によって飲食を断つ方法、スープで過ごす半断食、お酒を飲んで行うファスティングがあります。

お酒を飲んでファスティングというのは語弊がありますが、少量のお酒で栄養を補給しながら行う方法があります。

そのお酒が何なのかは後ほど記述するとして、

キリスト教とお酒は密接な関係があり、
最後の晩餐の時に、キリストはパンを取り、感謝をささげ
「皆、これを取って食べなさい。これはあなた方のために渡される私の身体である。」

食事の終わりに、同じように杯を取り
「皆、このワインを受けて飲みなさい。これは私の血の杯、あなた方と多くの人のために流されて罪の赦しとなる新しい永遠の契約の血である。これを私の記念として行いなさい。」
という記述があるように、キリスト教ではパンとワインは大切なものとなっています。

 

キリスト教でのファスティングの位置づけは、デトックス、ダイエット、美容といった俗世的な目的では無く、飢えを経験し、食べれない苦しさを知る事や、神に近づく神聖な儀式となります。

 

では、ファスティングに使うそのお酒とは何なのでしょうか?

それは『ビール』です
ビールを飲みながらファスティングを行うというより、その昔、飲料水が豊富に無かった時代、飲み水の代わりとしてワインが飲まれていましたが、ワインが生産できない土地ではビールが作られ、水の代わりにビールが飲まれていました。

今でもトラピストビールといって、ベルギーの修道院で伝統的に受け継がれ生産されているビールがあります。

ドイツでも修道士達が断食中に飲むビールがあります。

話は変わりますが、ドイツでは断食が文化として根付き、国民の20%が断食経験があると言われています。
また、『断食で治せない病気は医者でも治せない』ということわざがあるくらいファスティング(断食)が文化とされています。

そんなドイツで行われる修道士達のファスティングに使うビールのひとつがこちらです。

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パウラーナー サルバトール ダブルボック
ホップ控えめのロースト麦芽が芳香で甘みが強いタイプのダブル・ボックビールです。

ファスティング中にビール飲んで良いの?

これはキリスト教の儀式として行うのであれば良いと思います。

しかし、田中式ファスティングでは、神に近づく儀式というより、デトックスや内臓の休息、細胞の大掃除、再生、腸内環境の改善、ダイエット、体質改善などを目的としていますので、ファスティング中はお酒では無く、発酵飲料を飲みます。

同じ発酵なので、お酒みたいなものです^^
専用ドリンクを開封してふたを閉めたまま温かいところに放置してると専用ドリンクは乳酸菌や酵母菌などが強いのでアルコール発酵しますし笑

 

ファスティング(断食)中にお酒を飲んではいけない理由

ファスティング中は肝臓が大忙しです。

  • 体内のたんぱく質から糖のエネルギーに変換する『糖新生』
  • 脂肪燃焼を高め脳、筋肉への糖の代わりになるエネルギーである『ケトン体の合成』
  • 体内の不要物、重金属、化学薬品などの『解毒』
  • 細胞に必要な栄養素の運搬・回収を行う『コレステロールの合成』
  • 体内の『たんぱく質の合成』
  • 解毒を行ってくれる『胆汁の合成』
  • 他に肝臓は200~1,000といわれる働きを担っています。

活性酸素の8割は肝臓で作られ、肝臓はいつもいつもいつも頑張って働いてくれます。
ファスティング中も脳や他の臓器の為にケトン体を合成しますが、肝臓自身はケトン体を使う事はできません。

肝臓は糖を使うので、糖新生と言って筋肉を分解してたんぱく質を糖に変換して使います。
田中式ファスティングは発酵ドリンクで少しの糖を補いながら行いますが、これが肝臓のエネルギーになり、筋肉を分解する糖新生を極力減らす事ができます。

ところが発酵ドリンクの量が多いと反対にケトン体の合成が減るので、ドリンクの量と、糖を枯渇させる為に運動が大切になってきます。

ただでさえ肝臓は忙しいのに、ファスティングを開始した1~2日間はもっと忙しくなります。
中には2日目に腰痛を訴える方がいますが、これは肝臓の疲労の現れです。
これを越えると肝臓の働きも落ち着き、デトックスに集中してくれます。

 

そんな中で体内にアルコールを入れるとどうなるでしょうか?

アルコールの解毒を行う為に肝臓は他の働きを低下させ、急いで解毒を行います。
ケトン体の合成、他の解毒、エネルギー生産、たんぱく質合成、もろもろが低下します。

つまり、ファスティングとしての健康効果は低下するという事になります。

ましてや、日本人はアルコール解毒酵素の働きが欧米人より低いですので前述の修道士などに比べアルコール解毒に肝臓が大忙しになります。

神に近づく目的以外のファスティングではお酒は飲まない方が良いですね。

 

まとめ

ファスティング中に飲むアルコールはキリスト教の一部の諸教派(宗派)の教修道士達のファスティング法であり、これは最低限の『栄養』を補う為のものでもあり、飲用水が豊富に無かった時代から受け継がれた方法でもあります。

ファスティングによるデトックスやダイエット、健康、美容、体質改善などの効果を求めるならアルコールは禁物です。

それは肝臓の働きを阻害し、肝臓に負担を掛け、これらの効果を低下させる、ファスティングを無意味なものにしてしまいます。

お酒が好きなら、もっとお酒を美味しく飲む為の休肝日と考え、好きなお酒を今以上に美味しく飲む事ができると考えると楽しくなってきます。

 

誰にも話していない事実なのですが、ファスティング後のアルコールにこんなエピソードがあります。

決して飲みたいから飲んだ訳では無く、身を清める為ですよ。

2015年に12日間のファスティング歩きお遍路(毎日40kmほど歩く)が終了した時、高野山で弘法大師にお礼を伝えた帰りに”身を清める”意味で『国龍の純米酒』を一口含んだ瞬間、そのまま後ろに倒れそうになり、しばらく意識が朦朧としていました。

日本酒のチェイサーに焼酎、紹興酒のチェイサーにハイボールというお酒のダブル飲みや、シャンパン一気飲みしても平気な田中なのに、日本酒1滴含んだ瞬間に大変な事になったのにはビックリでした。

この時、アルコールが体に与える負担は大きい事を身をもって感じました。
ですので、みなさんくれぐれも真似しないようにして頂ければと思います。

 

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断食メガネ  田中裕規  拝
(プロフェッショナル・ファスティングマイスター:1級断食指導士/酵素栄養学協会・認定酵素栄養学指導士)
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